第1章 ストーリーの空間、ストーリーの時間
第1章 ストーリーの空間、ストーリーの時間
ストーリー創作のための障害
典型的な用語の問題
用語に分類したところで書き方がわかるわけではない
むしろ「ストーリーは何か、どのように機能するのかという発想」を妨げる障害となっている
ストーリーを機械的に捉える or ストーリーを外側から捉えるもの
これは「ストーリーの内部にある必然性とは無関係である」と著者はいう
「簡単に言うなら、幕に分けるという発想はストーリーを外側からとらえたものだ。三幕構成は、ストーリーの上に重ね置いて確かめるためのものであり、その内側にある必然性(ストーリーがどこに向かうべきか、または、向かわないべきか)とは無関係なのだ。
ニンジャの話で一番最初に作ったキャンペーンがこれになったcFQ2f7LRuLYP.icon
元々ニンジャスレイヤーの話自体は散発的なものだが、内部的必然性は一貫している
執筆プロセスに関するもの
「ストーリーの創作にも機械的なプロセスを用い」るようなもの
この本で目指す方法
語り手と聞き手
謎の創作、「情報を抑える」「隠しておく」
ストーリー
ストーリーとは何か?
ドラマティック・コードとは?cFQ2f7LRuLYP.icon
人の成長や進化の仕方を芸術的に描写することを意味するもの
この変化(成長や進化)は欲求によってもたらされるらしい
ジョニィ・ジョースターの変化の根源には、もう一度元通りに歩けるようになりたい、という欲求があるcFQ2f7LRuLYP.icon
手段として:SBRレースへの参加、回転の技術、遺体の獲得などがある
その人物が求めていること、それを獲得するために行なうこと、その代償として支払うこと、そういったものを追うのがストーリーなのだ。
その欲求を曲げて、ジョニィとジャイロがワインで乾杯する場面を思い出すcFQ2f7LRuLYP.icon
求めるものを代償として支払い、得られたものがあの乾杯である
ストーリーテリングの形式の違い
神話
演劇
映画
古典短編小説
シリアスな小説
テレビドラマ
TRPGの場合はなんであるか?cFQ2f7LRuLYP.icon
RPGのそれを思えば良い
主人公らの選択
ストーリー構造と人体構造
両者は似通っている
下位組織が絡み合っている
ストーリーの進行
直線上パターン
一人の主人公の強い欲求を追う
例
爆発上パターン
曲折パターン
紆余曲折する
螺旋パターン
分岐パターン
爆発パターン
ストーリーを書く
どのような執筆プロセスで書くべきか?
陳腐なプロセス
原作を再現するストーリーだと機械的になりがちcFQ2f7LRuLYP.icon
事実そうなって困っている
内的・自然・相関的・独創的なアプローチ
ストーリー構造に不可欠な七段階の道程
キャラクター